Autumn Workshop 感想
去る10月26日(日)午後1時~5時、高津ガーデンにてAutumn Workshopを開催いたしました。
「生きる」こと・・を教育や自らの家族と重ねて感じるとても有意義な時間となりました。誰にとっても、「死」は「生」と隣り合わせにあるとても身近な問題です。「明日死ぬと思ったらこれまでと何か変わるでしょうか?」ワークショップを受講されたみなさんの心の中にずっと響いていることと思います。
ここに、受講された方の感想の一部を掲載してワークショップの内容をお伝えしたいと思います。
大阪支部長 菱田準子
13:00~「健康を作りだす子どもたち」 大阪市立苅田北小学校 中川仁美先生
◇中川先生の性教育の実践的なお話に感動しました、ピア・サポートを活かしていろいろ広げられるのだなと資源になりました。
◇性教育を指導するのは難しいなと抵抗がありました。でも、模擬授業や掲示物などを見せてもらい、子どもたちのためにできることをしたいなあと感じました。
◇手づくりの教材について、今まではあまり必要ないかと感じていましたが、実際に使っていただいて、触れさせていただき温かさや先生の熱意が伝わってきて、いいものだなあと感じました。サポーター中心のグループワークも参考にさせていただきます。
◇中川先生、1時間の短い話で、とても盛り沢山のお話もっともっと聞きたかったです。これから本校でも、性教育を取り組んでいきたいと思いました。少しずつしかできませんが、頑張っていきたいです。本当にありがとうございました。
◇中川先生の性教育の模擬授業のような1時間、素晴らしかったです。小1年~小6年の性教育の流れを学ぶことができました。
◇性教育が知識の伝達になってしまっていて、授業をしていて面白くない、意見が出ないと???でした。自分の授業の組み立て方に問題があったことがわかりました。サポーターの参加や、「お腹の中の赤ちゃんはどうしてる?」と物を与えて考えさせる・・・かけてあげたい言葉を考える・・・と子ども達に考えさせる所がポイントを得ていて素晴らしいと思いました。
14:10~「生と死の処方箋」 健康増進クリニック 加藤直哉先生
◇加藤先生のお話はとても具体的でおもしろく、その上、ピア・サポートという会の中でお話を聞けたことが一番うれしかったです。心がきれいで本当に人のためだけに動いているときは、宇宙の法則で素敵なことが起きることも何度か体験しています。人生に起きることも偶然はなく、必然だとも思っています。
◇自分もイライラしているときに家族にあたってしまい、すぐに「あっ、やめとけばよかった」「ちゃんと話せばよかった」と後悔してしまっていました。また、自分の死よりも家族が死んだら嫌だなと思うことが強かったです。でも、今日、話を聞き、死について少し変化しました。
◇加藤直哉先生の話は、人生を変えるほどの力がありました。喜びをもって、学ぶこと、愛することを実践してきます。ありがとうございました。
◇最後の別れとなった時に感じる罪悪感や心残りを持つ人がたくさんいることを具体的なお話をお聞きして、「今日が最後の日としたら!」と思いながら他者と向き合うことが本当に大切だと思わされました。私たち教師が子どもたちに対する声かけや態度ももっとよいものにしたいです。
◇1年前に父を亡くして死後の世界について知りたいという思いを持っていただけに、臨死体験のお話はとても興味深く聞かせていただきました。自分の魂のレベルをあげるために、「学ぶこと」「愛すること」に向き合って生きていきたいと強く思いました。患者の方を看取っていかれる厳しいお仕事をされている加藤先生のユーモアたっぷりの語りに、人間の尊厳を感じさせていただいた3時間となりました。ありがとうございました。