「トレーナー養成ワークショップ in 大阪」に参加して
31名の参加者、7名のコーディネーター、5名のトレーナーで、2日間有意義な時間を共有できたことをとてもうれしく思います。
北海道からピア・サポーターをしている大学生の方が参加してくださったこともうれしかったですね。長崎、宮崎、徳島、岡山、愛知と遠方からかけつけていただいたことにも、大きな活力を得ることができました。また、地元の大阪や兵庫、奈良のみなさんもありがとうございました。参加者のみなさんの感想を掲載し、御礼にかえたいと思います。
~ 参加者の感想 ~
◇2日間、先生方をはじめスタッフの皆様に感謝申し上げます。大学生の「孤立」が叫ばれるようになり、本学もはじめ何の手当てもできていない現状です。ピア・サポートを役立てていけるよう頑張ります。スクールソーシャルワーカーの仲間にも伝えていきたいと思います。(大学教員)
◇学生(子ども)が「これならできそうだな」「やれそうだな」と思わせるための仕組みづくりの重要性を再認識することができました。大学へ活用するきっかけとなるための良い時間をすごすことができました。
◇現在、大学の学習支援室に勤務しており「学生による学生のための支援」体制を導入したいと思い、今回のワークショップに参加しました。2日間、盛りだくさんの内容で、ピア・サポートについて1から10まで教えていただきました。これから大学に持ち帰り導入に向けて検討していきたいと思います。たくさんの人と交流できて楽しく充実した二日間でした。(大学教員)
◇自分からというよりは校長に言われてというのが最初で、不安いっぱいで来たのですが、今までなんとなくとか、感性でやっていたことが理論的に頭の中に整理された気がします。少しずつ自分を変えて頑張っていきたいです。(中学校教員)
◇総社市に赴任して2年目です。校内で取り組んでいるピア・サポート活動を実践してきました。学校に新しい実践のヒントを持ち帰ることと、自分の認識を深め、クラス運営にピア・サポートを活かすことをねらいに参加させていただきました。子どもたちのために何かしたいと考えていらっしゃる多くの先生方の熱意に触れ、私自身も得るものが多くありました。お世話になりました。(中学校教員)
◇個人的に精神的にきつい時期でした。申込も迷いつつでした。本当に来てよかった。50を過ぎて、同志を得ることがこんなにも幸せなことかと思います。ピア・サポートで自分が救われました。これで学校をぜひ元気にしたいと思います。ますます、発展していくこと、私もそのひとりとして生きていくことを覚悟したいと思いました。ありがとうございました。(高校教員)
◇このワークショップに参加させていただいたこと、本当によかったです。ピア・サポートの実践の土台にあるとても前向きで本人の持つ力を信じる姿勢を素敵な先生方に活き活きと教えていただけたことは、今の自分にとって大きな経験です。また、同じようにピア・サポーターとして活動されている方々に話をうかがったり、聞いていただいたりしたこと、この場で自分自信がピア・サポートをうけた気がします。大きくエンパワメントしていただきました。ありがとうございました。(大学生)
◇たくさんの先生方とお話をして刺激をうけました。菱田先生のお話をこの夏初めてお聞きして、ピア・サポートは学校に今一番必要なことだと思い、今回参加しました。参加してその思いが強くなりました。私は私の立場でできることを始めたいと思います。今後ともよろしくお願いします。(総合教育センター教員)
◇子どもたちのコミュニケーションがうまくいかないことによるトラブルを日々見てきました。心ないことばがとびかっている中、何とか学校の中をあったかくしたいと思い参加しました。すぐにはできないかもしれませんが、子どもたちの力を信じ、小さな小さなできることから始めていきたいと思います。(小学校教員)
◇これまでの学生支援についての振り返り、またこれから学生支援をするにあたって、自分自身の選択肢の幅が広がったように思います。これから、様々な場面で活かしていけるよう、自分のスキルアップに力を入れていきたいと思います。(大学職員)
◇理論は今の相談活動に行かせそうですが、今後自分の立場で何から実践していこうかと思案中です。チェンジエージェントとして「ビジョン・意思疎通・目標・情熱」を意識して頑張っていきます。2日間講師の先生方や運営の皆様方、本当にお世話になりありがとうございました。(総合教育センター教員)
◇全国のピアを学びたい人々と交流することができて、自分自身もセフルヘルプできたような気がします。ありがとうございました。何のためにトレーニングしているのか、続けていくことの大変さも教えていただきました。(高校教員)
◇何よりも元気をいただきました。講師の方々、そして受講生の皆さんの熱い思いに学校に戻ってからも実際にやってみたいという想いが強くなりました。今回学んだことを“ただ良かった”だけではなく、同僚の先生方にも納得していただけるようなアウトプットをと実践をしていきたいと思います。(高校教員)
◇以前の勤務先でピア・サポートをされていた先生に出会いました。今回支援員として参加することを相談すると「あなたなら大丈夫」と言われて来ました。その言葉通り来てよかったです。自分の自信のない部分が2日間で自信に繋がり、誰かのため←→自分の為にできることをしたい!と強く思いました。PTAを巻き込み教員と、そして発達障がい者を育てる親たちと一緒にピア・サポート頑張ります。(高校支援員)
◇参加直前まで参加するか悩んでいたのですが、参加して良かったです。ピア・サポーター養成のために参加しましたが、家庭での対人関係や日常の対人関係にも生かせる研修でした。実践的な内容も多く、シェアリングで活動計画への意見もいただけて良かったです。また、参加者とのつながりもできて良かったです。(大学教員)
◇校内で先生方・保護者に生徒の「頑張り」「成長」や「感動したこと」を伝えたいと思い参加しました。各校の実践事例の成果指標をふまえながら教育委員会、教育センターに働きかけながら研修を実施していくことができればと思います。「ぴあっ子大集合」等の支援や校種をこえた出前授業等の支援ができればと思っています。菱田先生をはじめコーディネーターの先生方、この二日間本当にお世話になりありがとうございました。(高校管理職)